前段として
・ロックシティ姫路ショツピングセンターその1【設備と専門店編】
があります。そちらからご覧ください。
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ﾏｯｸｽﾊﾞﾘｭｸﾞﾗﾝﾄﾞﾛｯｸｼﾃｨ姫路店
〒670-0966兵庫県姫路市延末435-3
℡079-289-9000(ﾏｯｸｽﾊﾞﾘｭ) ﾆｭｰｽﾘﾘｰｽ
開店日　2011/02/24(ソフト)
            2011/02/26(ｸﾞﾗﾝﾄﾞ)
訪問日　2011/02/27

　まず、｢グランド」という業態なのか形態なのか、はたまたニックネームなのかわからない名称に興味を持ったことと、当日、京都府宮津市に用事があり、ルートを中国自動車道から
舞鶴若狭自動車道という高速ルートを選択していたという偶然がかさなり、ちょっと(かなりだが)遠回りして伊勢湾岸～新名神～名神～中国自動車道～山陽自動車道～播但自動車道～姫路パイパスを経由してのロックシティ訪問。(結局、当日の走行距離は2府6県750kmほどになった)
　開店前の状況は前段記事に書いたので今回は割愛。入場待ちの客に混じってなだれ込む。皆さんは店内特売売場を目指すが、食彩賓館はある機械に目を奪われる。
「GEOBOX」

これがそうか。偶然とはいえ、貴重なものを見せていただいた。まだ東京と大阪にしかないと聞いていたのに。オープンセールでDVDレンタル1枚無料。どこで還しても良い言うので、｢愛知県で還しても良いですか?｣と確認したが残念ながら未設置とか。
クリーニングの預かりボックスを見た時も嬉しかったが、食彩賓館は新しい取り組みとか見るのが趣味なんです。もっともDVDはロック関係以外、興味はありません([E:catface])しかも場所柄、主婦が多いので変(?)なものは需要がないと思う・・。
　さて、店内。
目的は何が｢グランド｣なのかを発見するため。
売場と売場をつなぐ中間地点に設置されたメニュー提案売場や有機・オーガニック系の商品を集めたコーナーはいままでのマックスバリュ西日本店舗でも見ていたが、青果から鮮魚にかけて冷凍リーチインケースで｢かんたんクッキングコーナー｣を設置。このコーナーは精肉売場や日配売場などにも設置されているため、｢簡便性｣｢メニュー提案｣｢集合提案｣などのコーナー展開が目立つ。いわゆる｢レディトウクック｣商品を集めた売場。それらがテーマ別にリーチインケースに収められている。いままで見た同社の他店舗より拡大。
青果と鮮魚の間の壁側リーチインケースでは
・プロの素材
・保存に便利
・手間いらず魚惣菜
・お魚のおかず
・下こしらえ済献立市場
というくくりでコーナー化。
そして精肉売場と惣菜売場間の壁面｢READY MEAL｣コーナーでは
・神戸コロッケ
・レンジでごちろう!うちごはん
・京錦家のお惣菜
・デリシャスおかずセット
・管理栄養士がメニュー考案。栄養バランス。
・レンジで4分ヘルシー弁当
・ワントレーおかず
・冷凍パン
・トップバリュレディミール
・プチリッチスィーツ
こんな感じで冷凍商品を販売するとともに試食コーナーをケース横に設置。

　それとちょっと面白いと思ったのが惣菜売場の｢食べきりお漬物｣コーナー。副食としてもう一品提案としてはこの場所(おにぎりの横)にコーナー化するのもアリなのかと思った次第。
惣菜売場のミニヘルシー弁当も彩りが良い。このあたりの品揃えの充実も｢グランド｣ならでは・・・かな?

ワインとチーズのコーナーもありきたりとはいえ、しっかりと提案売場を作っていた。でも、こういった提案売場を利用する人がマックスバリュ来店客のどのくらいいるのだろうか。
あとは、日本最大級の伍魚福売場を発見したことも特記しておく。｢ちょっとうれしいエンターティニングフード｣として、8尺4段で43アイテム。ほとんどの売れ筋商品が揃っているが、先月トレードショーで見た新商品は発見できず。それと好物のアレも(「ドレだよっ」)([E:happy01])。

気になった商品を覚書として記録する。
・白菜は1/6カットまで品揃え。その他品揃えは通常SSM(MV西日本的表現の)と比べても多い印象。実際に数えてはいないが([E:happy01])
・鮮魚は小型スチロール箱を使ってトロ箱500円セール。地物商品が二種ほど組み合わせて盛られている(4～5匹程度)。良形メバルと舌ヒラメ数匹がセットになったものを購入するかとも思ったが午後、福井方面のスーパーで鮮魚を購入予定なのであめておく。
・丸福コーヒー(ﾄﾞﾘｯﾌﾟ式のみ)、ｽﾀｰﾊﾞｯｸｽｺｰﾋｰ数種。最近、よく見かけるようになった。
・アーモンドバター｣。姫路名物らしいが、説明が面白い。｢バターは使っていません｣
・アッパーな商品も品揃えされているが、趣味的な高質商品ではなく、「売れ筋高質商品」に絞って品揃えしているように感じた。これは印象なので違うのかも知れないが。

　結局、「グランド」はレギュラーやSSM(MV西日本的表現の)とは違う形での提案売場をいくつか作っていていることと、アッパー商品の選定の仕方が他の高質スーパーとは違う印象を受けた。つまり品揃えの違いと提案のアプローチと組み合わせの違い。
ﾆｭｰｽﾘｰｽに書かれている“情報発信”がどういうものなのか確認することができた有意義な訪問となりました。現地で品揃えや売場作りを確認することは本当に大事だと思う。
ちなみにシェーアーズグランドとは違うようだ。

●ということで、購入商品は

・はりま地豆腐“西はりま産サチユタカ大豆使用”柴原とうふ店。
・花畑牧場サラダチーズ。こんな商品も発売されるようになったんだ。いつものように｢手造り｣という表示が気になってしまうが。
・トップバリュからは｢7品目のひじき煮｣。REDY MEALと言われてもよくわからんが、食彩賓館家ではこういった商品を｢手抜きおかず｣と呼んでおります。でも結構、美味しかったりする。“redy to meal”と表現しないことがイオンらしい。最初に見たのは茨城のカスミだったと思う。ヨーカドーが隣にある。
・特売商品からは日清焼きそばとレトルトカレー。ザ・ビッグ並の価格。
・2/20発売開始されたばかりの「ヴィッセル神戸バナナ」(参考サイト)。熊本県JA大浜から生産者がわざわざ来店していたトマト。(参考サイト)。生産者の方に直接選んでもらったのが写真の商品。食彩賓館の見立てと同じだったことにちょっと安心。
デコポンは好きなので(笑)
・そして驚きのアマノフーズのフリーズドドライカレー。｢10秒でこの味、この香り“瞬間美食”香るビーフカレー｣。恐るべし。アマノフーズ。たしかにカレーの味と香りが。しかもレトルトよりも簡単・便利。添加物覧の記載数も少ない。シンプル&イージー。

・サントリーの新商品。コンビニ専用品をダイエーとイオンでも販売するとか。アルコール9%にちなんだ｢“9”文字の氷｣をつくるグッズをいただく。ありがとうサントリー社。